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ホーム作るやまがたの郷土料理:晩秋から初冬の頃の郷土料理「すすたけごはん」

すすたけごはん 炊あがりのご飯が真っ黒なほど。・・・
「こうたけ」は夏の広葉樹林で採れる、傘の直径が20センチほどにもなる大きなキノコです。褐色で肉厚のじょうご形、表面に厚いササクレがあります。これを吊して干しておくと、秋には黒い粉がふいて煤(すす)けたようになるので、一般的には「すすたけ(ししたけ)」と呼ばれています。見た目がよくないためかあまり知られていませんが、山里では「すすたけごはん」こそ最高のキノコごはんと言われています。とある登山口の小さな鉱泉宿では、主人が認める山男にだけ「すすたけごはん」を振る舞うという逸話もあります。

主な地方 村山地方 最上地方   置賜地方
材料
●米/5カップ
●すすたけ/中3本
●醤油/大さじ3
●酒/大さじ2
●塩/小さじ1

すすたけごはん

作り方
  1. 米をとぎ、1時間ほど水にひたしておく。
  2. すすたけは洗ってから水にひたし、ひたし水に醤油と酒を加えて1時間ほどおく。
  3. すすたけを千切りにし、米に混ぜ、すすたけのひたし水と共に2割り増しの水加減にして炊く。

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