春のんまいを求めて、ペロリンは鶴岡市の奥座敷・湯田川温泉にやってきたペロ。湯田川温泉は開湯1,300年、深い山々に囲まれた湯けむりの街。この土地の春の恵みの一つが竹の子「孟宗竹」だペロ。地元の人は「孟宗」って呼んでるんだって! シーズン中は、早朝に掘った新鮮な「朝掘り孟宗」が食べれらるんだよ。湯田川孟宗はえぐみがなく白くて柔らかいのが特徴なんだ。今日は孟宗を使った郷土料理をいっただきま〜す。
▲13軒の宿が並ぶ、湯けむり情緒たっぷりの温泉街。
▲いざ竹山へ!孟宗掘り名人・佐藤昭子さんの先導で登るだぺロ!けっこう急な坂なのだペロ。
▲山の登り口にあるお稲荷様にごあいさつだペロ。おいしい大きな孟宗に会えますように!。
▲孟宗が土の中から5〜6センチ顔を出しているよ。ていねいに周りの土を掘り起こしてすっかり姿がでてきたペロ!
▲地下茎とのつなぎ目を鍬で勢いよく切り離しながらいっきに掘り起こすんだペロ。ここがポイント!
▲次回の収穫のために掘った場所はちゃんと土を埋めて元どうりに。
▲さすが名人!色もカタチもいい孟宗が採れたね!
▲すっかり名人と仲良しになった僕。収穫したばっかりの孟宗と一緒に記念写真だペロ。
▲「孟宗」の灰汁抜きを佐藤名人から聞いたよ!湯田川孟宗は灰汁抜きがいらないタケノコだけど、さらにおいしく食するために茹でる時に2つのモノを加えるのがポイント!まずは皮をむく。
▲ポイント1 米を適量加える
▲ポイント2 タカのツメを適量 入れる。そして柔らかくなるまで煮るんだペロ(40分〜1時間程度)。これでO.K!
今日お世話になる「甚内旅館」さんを訪ねてみると、「せっかくだから孟宗掘り見てみない?」って誘われたペロ! うれし〜ペロ!
早速「孟宗掘り」に温泉街近くの山へ向かったペロ。湯田川温泉観光協会では、孟宗シーズン中の宿泊客を対象に「孟宗掘り体験」を実施してるペロ。
今日は孟宗掘って、なんと!十数年という名人・佐藤昭子さんに、所有の竹林で孟宗堀りのお世話になります。場所は佐藤さんの自宅の裏山、うっそうと茂った竹林が見えてきたよ。耳を澄ますと笹葉のすれ合う音が、サラサラって聞こえてくるんだ。自然の中にいるいんだな〜って感じだペロ。
「今年は例年よりちょっと遅れて収穫がスタートしたのよ」
でも、孟宗の出来は上々、さっそくご自宅の裏山へ向かうペロ。思いのほか急な斜面 にびっくりしたけど、ゆったりと頭を揺らす繁った竹林が目の前に見えてきた時には、緑の波のような美しさにおもわず感動! さすがに毎日お世話をしている佐藤さんは、スイスイ登っていくんだけど、僕は少々息切れだペロ。
竹林主の四代目という佐藤さん、途中にまつられたお稲荷様の石堂は二代目のお婆さんが置いたそうだペロ。きっと孟宗の豊作を祈って祀ったんだろうなぁ〜。 「ペロリンです。今日は大きな孟宗を、どうぞよろしくお願いします」って、ごあいさつをしたペロ。
湯田川孟宗はえぐみがない色白でやわらかい良質の竹の子として、全国的に有名なんだペロ! 湯田川の粘土質の赤土や気候が特別 においしい孟宗を作ってくれるんだって。また、ここ湯田川では早朝に掘った新鮮な孟宗を「朝掘り孟宗」として珍重しているんだペロ。温泉街の旅館はもちろん、近くのお土産店でも「朝掘り孟宗」って書いてあるのを見かけるよ! 毎年このシーズンは、全国各地からたくさんの湯田川孟宗ファンが訪れるんだペロ。佐藤さんの竹林でも、シーズン中「孟宗掘り体験」のお客さまを受け入れているんだって。
さ〜て、竹林に足を踏み入れて間もなく、孟宗発見! 地面から10センチ程度顔を出しているペロ。丁寧に周りの土を掘って、孟宗と根のつなぎ目あたりを鍬で切り離すと、ほ〜ら大きくてカタチのいい孟宗のお出ましだペロ。おいしそ〜! 佐藤名人も太鼓判の孟宗だペロ。名人は手際よく、五分もしないで採れたけど、初めての人はもっと時間がかかるそうだペロ。きっと長い経験からのコツで簡単に掘れちゃうんだね。
佐藤さんは、シーズン中毎朝4時半から2時間程度作業をするんだって。年間では、雪溶けの3月頃から竹の選抜が始まり、3月の草刈りまでお世話は続くんだペロ。昔から「竹林は和傘をさして歩けるくらいの間隔が一番」って言われてるんだって。教えを守って、余念のない日々の手入れで、こんなに素晴らしい竹林を保っているんだペロ! 名人、今日は孟宗掘り見学ありがとうございましたペロ!
次はお待ちかね、甚内旅館に戻って孟宗料理をいっただきま〜す!
料理は、全て女将さんが考案し、作っているんだペロ。 ▼料理のメニュー /孟宗汁/あげまん/竹蒸し/焼き孟宗/むきそば/鍋ナス/孟宗ごはん/木の芽和え/若たけ煮/タケノコのお造り/タケノコの天ぷら/つきだし3品・こごみ、うど、姫皮の酢の物/姿煮/
▲朝掘り孟宗を使った「孟宗づくし」膳
「料理は全て、私と主人が時間をかけてていねいに作ってます」
と話してくれたのは「甚内旅館」の女将・大場せつ子さん。湯田川を愛してやまないお二人が、心を込めて、素材を生かした料理を作ってくれるので、やっぱり全部おいしいペロ! お膳にかかせない湯田川孟宗料理の代表ともいえる「孟宗汁」は、郷土料理の代表ともいえるんだペロ。孟宗、厚揚げ、しいたけが入った濃いめの汁もので、酒粕と味噌仕立。どこか甘くてほろにがい独特の味。そしてもう一つ代表的なのが「若たけ煮」。孟宗と地元庄内産のワカメを使った煮物。海と山の地産の食材が一緒になった、湯田川らしい料理なんだペロ。
「湯田川は海にも近いロケーションだから、山と海の新鮮なお料理が両方楽しめるんですよ」
山の幸だけでなく、海の幸にも恵まれたところなんだペロ 。「孟宗づくし」は、女将さんの創意工夫ですごいバリエーションだペロ!いろんな味の孟宗が楽しめて、もうお腹いっぱ〜い!旬の味覚を堪能しただペロ〜。
ここ湯田川温泉では、
など、一年を通 してイベントや季節の食が楽しめます。詳しくは、湯田川温泉観光協会まで。 TEL/0235-35-4111
▲甚内旅館の女将・大場せつ子さんとご主人。
料理の話を聞きながら、すっかり意気投合した女将さんと僕。話ははずんで観光の話題に。最近の大きな話題というと、湯田川温泉にもゆかりがあって、近くの羽黒町を舞台にした藤沢周平原作・映画「蝉しぐれ」のロケ。ロケ中は
「役者さんたちが何度かお風呂に入りに来たのよ」
ってうれしそうに話す女将さん。 実は、湯田川の温泉は「美人の湯」なんだけど、あんまり知られていないそうだペロ。しかも、「飲める温泉」で、飲むと胃腸の調子も整えてくれるんだって!中国の美女・楊貴妃が入った温泉と同じ泉質といわれていて、美白効果 やアトピーに改善がみられるそうだペロ。映画に出演していた役者さん達も、疲れをいやしながら、お肌のコンディションを整えてたのかな。ねぇ、ねぇ、女将さん、湯田川温泉で僕もきれいになれるかな〜?
さらに話ははずみ、映画「蝉しぐれ」効果について聞いてみたペロ。湯田川は古くから文人墨客が多く訪れた静かで情緒あふれる街。藤沢文学の雰囲気が漂う街なので、それを求めてこの温泉街を訪れるファンも多いんだって。おいしい食材と文化のかおりのする、いで湯の街・湯田川。あくせくしない、ゆったりした時が過ぎているようだったペロ。
女将の仕事ってほんとうに忙しそうだペロ。次々と訪ねてくるお客さまをお迎えしては、厨房に戻って料理を作ってるんだペロ!何よりも、当日の料理そのものより、仕込みがすごく大変なんだって! 見えないところでさらに手間をかけてるんだペロ!
そんな忙しい仕事の最中、満面 の笑みでお話しに時間をさいてくれた女将さん、本当にありがとうだペロ〜!
▲とても気さくな女将さん!
孟宗掘り名人の左藤昭子さんのおすすめ孟宗料理の一つを大公開だペロ!
▲孟宗掘り名人おすすめ「孟宗入りペペロンチーノ」だペロ。ニンニクの香りと孟宗の歯ごたえが、食欲をそそるペロ!ポイントは、孟宗を薄〜く切ることだペロ!