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ペロリンの山形旬情報

アユ

2020年8月25日掲載

今日の旬な農水産物

「アユ」

アユは古くから日本人に好まれてきた魚のひとつで、全国各地に生息しています。特に夏頃の若アユはスイカやキュウリのような香りがすることから“香魚”とも呼ばれています。

山形県内の河川では天然の鮎も生息しており、7月には鮎の友釣りが解禁となります。

また、豊かな水を活かした養殖もおこなわれています。


アユの旬

アユの旬は7月〜10月。

7月から8月は「若アユ」と呼ばれ、香りが良く淡泊な味わいです。

9月から10月の頃になると、白鷹町では「紅葉鮎」と呼ばれ、卵を持った雌のアユは、子持ちアユとして珍重されます。


アユの一生

ヤナ漁

アユは秋頃、河口付近で産卵し、その卵から生まれた仔魚は海で成長し、春になると上流域に向かって遡上します。

夏を河川の中・上流で過ごしたアユは、秋の産卵に向け、また河口に向かって下っていきます。この習性を利用した漁法が「ヤナ漁」です。

川の中に足場を組み、その上に木や竹でできたスノコ状の板「ヤナ」を張った大規模な仕掛けで、川を下ってきたアユを捕獲します。こうして漁獲されたアユは、その様子から「落ち鮎」とも呼ばれます。

また、アユの縄張り意識が強いことを利用した漁法がアユの友釣りです。生きたおとりとなるアユを攻撃する習性を利用しています。7月になると県内外から太公望達が腰まで水に浸かりながら釣りを楽しむ光景を最上川の各所で見ることができます。


アユの味わい方

アユを味わうにはやはり「塩焼き」。独特の香りを楽しむことができます。
焼いたアユに甘味噌をぬった田楽もおすすめです。
内臓を塩辛にした珍味“ウルカ”も人気です。

※令和2年は、コロナ禍によるイベントの中止等でアユを食べる機会が少なくなってしまいました。道の駅等でも販売されていますので、是非味わってみてください。


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