1月18日 ペロリン 藤島町分科会に向けたワークショップpart2を行く

 今年の2月9日〜11日にわたる3日間、第34回全国ボランティア研究集会が開催されます。本年度は庄内14市町村を会場に行われるのですが、藤島町では『「人」と「想い」を編むまちづくりを考える』と題した分科会を予定しています。そこでボランタリーな精神への理解と協力に向けた啓発の一環として、分科会に向けたワークショップpart1を11月6日に実施し、今回はpart2。
 『伝統・食文化「食を楽しむ! エンジョイ! ボランティア!!」〜地産地消・スローフードの観点から豊かに手をかける楽しさの発見〜』と題したワークショップが藤島南部地区構造改善センターで開催されました。

古庄シェフの講演と実演
 テレビ「料理の鉄人」(平成6年) のVTRが上映されているところに、サポーター交流会でお馴染み東京第一ホテル鶴岡総料理長 古庄 浩さんの入場です。
 大阪第一ホテルの時代にヤクルト球団の料理人を12年間してきたエピソードや、当時の野村監督の貧しい幼少時代の話や母の話をするときに涙する人情もろさに感動したこと。テレビ出演も野村監督の推薦で、料理対決をした道場六三郎氏には料理の心を学んだこと。そして「料理には常に?マークを」。到達点はなく、努力、向上心が大切で、料理の基本は調理前にデザインをすること。とのお話でした。
 古庄さんは若いうちにフランスで料理を学び、その後モロッコの日本大使館で料理長を経験。当時は父親の入院にも帰国せず使命感に燃えていたそうです。その後、若くして大阪の一流ホテルの料理長となり、自分自身、慢心しているのではとの思いから全てを捨てて庄内に来ました。決して、悪いことをして都落ちして来たのではないとのことだそうです(会場内爆笑)。
『感動する料理を作るために庄内の地を踏みました。庄内の山に感動し、更に庄内の食材の豊富さに驚き、もっと料理に活かすべき、と感じました。
 また、感動する料理には本物の食材を使う必要があると思い、地域の食材にこだわるために生産者との交流も大切にしてきました。それが昂じて自分自身で野菜を作ることになりました。野菜の本当の美味しさや無農薬の野菜づくりがいかに難しいかを体験しています。
 本物の食材とは、大地のエネルギーをより多く含んでいるものです。そのエネルギー度を測るには時間と距離がポイントとなり、日数が経つ毎に、また長い距離を運ぶ毎にエネルギーが半減します。
 それから、若い人達の間に味覚障害が広がっています。野菜不足のファーストフードなどを多く食べるために亜鉛不足となり味覚障害に陥るのです。味覚障害は治らず二度と美味しい料理は食べられないという悲劇を生むことになります。 …… 』

休憩を挟んで料理の実演に移り、だだちゃ豆スープ、モスコビッチサラダ、ミートスパゲティ、それに参加者が持ち寄った漬物を使ってのお楽しみピラフを参加者分(約60人)、汗だくになりながら(本人談/一テーブルひとつの漬物という話だったのが、それぞれのテーブルに何人かが持ってきていたため二つも三つも持ってこられて、まるで修行時代のように休む間もなくフライパンを振り続けて汗だくになった。なのに誰も汗を拭いてくれるでなく、本当に大変でした(笑)。)、おしゃべりにユーモアを交えての実演で、タイトルに違わず楽しいワークショップでした。
以上、現場からペロリンがお伝えしました。



インフォメーション一覧へ