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分野●花き
品芽●ひまわり
◎キク科の一年草/原産地は北アメリカとされ、日本には17世紀に中国を経由して渡来した。世界的に栽培されるが変種も多く、栽培目的により種子油用と観賞用がある。種子からとる油は良質で、製菓用・調理用などとして用いられる。

ひまわり
蕾はひまわり、開花するとひまわらない!?


 太陽の花。小学校の花壇で、児童をやさしく見守る花。郷愁の中のひまわりは、一輪の花の大きさが両手を合わせたより大きく、茎は大人の背丈よりも高く伸びていたのではないだろうか。それが最近は、可愛らしいサイズのひまわりと出合う機会が増えた。
 ひまわりは北アメリカの原産で、キク科に属する。16世紀半ばに新大陸からスペイン王立植物園に運ばれ、ヨーロッパに広がった。その後中国に渡り、日本には17世紀半ばに伝わったとされる。
 ところでひまわりは、太陽に合わせて花の向きを変えることから、そう名づけられた。ところが実際に太陽に合わせて回るのは蕾の間だけ。花びらが黄色く色づくころから動きは鈍くなり、開花した後はたいてい東を向いたまま動かなくなる。ただシロタエヒマワリという品種は、開花後も回転するという。ここで認識を改めておこう。
 さて山形県のひまわりは、ハウス栽培、雨よけ栽培の組み合わせで、5月から11月いっぱいまで出荷されている。いずれもミニひまわり的なコンパクトサイズで、人気のサンリッチレモン、サンリッチオレンジなどが主要品種だが、ゴッホやモネなど有名な画家の名をつけた品種やブラウン色の品種などもつくられ、バリエーションが豊かになってきている。


直径サイズ8cm・5cm・3cmで大・中・小となる。切り花は夏でも10日以上持つ。この花はハイブリッド交配というもので、この段階での種の採取はできない。

 そしてこれからの注目株が、「東北八重」という品種。濃いめの黄色に染まった花首には、花びらが密集していて、ちょっと見にはひまわりとは思えない。サイズはコンパクトだがゴージャスな印象だ。「今のところ、八重咲きはひまわり全体の数%しかなく、市場でも人気なんですよ」と生産者。7月末から1カ月ほどしか出回らず、その数の少なさも、尊ばれる理由だ。「華やかな畑での作業は苦にはなりません。思ったように育ってくれると楽しくて」とも。山形県のひまわりは、ほとんどが東京市場へ出荷される。時にはテレビ番組のバックを飾ることもあるようだ。
 さて、ひまわりの名前あれこれ。本来の学名ヘリアンサスは、太陽の花の意味。サンフラワーは英語名。日本では日輪草ともいう。また、ひまわりの漢字は向日葵を当てる。
 添え木がなくとも、まっすぐにすくすくと育つひまわりたち…。畑で深呼吸をすると、なんだか太陽の力を授かったようで、とたんに元気がでてきた。

 

●産地
 山形市 東根市 酒田市
 鶴岡市 庄内町 米沢市
 白鷹町 ほか
●花言葉
  あなたはすばらしい
  情熱、熱愛

【取り寄せ情報】
●JA全農山形  直販センター tel.023-655-3688 fax.023-655-3635

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