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分野●花き
品目●りんどう |
◎リンドウ科の多年草/アフリカを除く亜寒帯〜熱帯山地に約500種あるといわれ、うち、日本には14種とその変種が自生している。一般に秋咲きとして知られるが、春や夏に咲くものもある。根は、漢方では竜胆(りゅうたん)と呼ばれ、健胃剤として用いられる。 |
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「蔵王りんどう」ブランドは
関西にも出荷
夏から秋に咲くりんどうは、温帯地方でも冷涼な地域に300種が自生しており、切り花用に生産しているのは日本の他数ヶ国。山形県では標高200〜600mの中山間地の転作作物として定着し、露地切り花の栽培面積ではキクに次いで広い。栽培種は北海道原産のエゾリンドウと山形の在来種を交配・改良した品種が中心だ。7月上旬から11月まで30種以上を生産し、特に蔵王高原周辺のものは「蔵王りんどう」のブランドで、関西方面まで出荷される。
栽培では、生産者自らが交配して種を採ることが多い。種から育苗し、1年間株を養成、採花までは軽く2年必要だ。ただ、その後は4〜5年続けての採花が可能だが土づくりやネット張り、追肥、芽整理、病害虫駆除などと手間も多い。 |
素朴な姿の中に、しっとりとした美しさ
夏の太陽に輝くりんどうは、手間の分だけ美しさが磨かれているようだ。「素朴ながらも、しっとりとした美しさ…。山形のりんどうは、大産地のものより評価が高いんですよ」とある生産者は語る。
近年は気軽に飾れるよう、以前より茎が細いものが人気で、色はピンクや黄緑など多彩。県の試験場では、新品種の育成も進めている。
漢方では「竜胆」と書いて根を薬用にする。苦味配糖体ゲンチオピクリンなどの成分が、唾液や胃液を分泌させ、腸の運動を高め、食欲増進効果があるという。 |
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