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プルーン 品目●果実
品名●プルーン
◎バラ科の果樹/原産地はアジア西部。ヨーロッパすもものこと。プルーンは改良の歴史が浅く、日本には明治以降に欧米から導入された。雨に弱いので産地は限られ山形のほか、長野・山梨・青森などが主産地である。貧血や便秘に薬効があり、糖やペクチンなどの含量も多い。

プルーン
大きくてたっぷり甘い山形が育てた「奇跡」の果実。
プルーン

プルーン
LLサイズの卵よりも大きい、たわわに実ったプルーン。まだまだ改良の歴史は浅く、栽培地も限られている。
 プルーンというと、ドライフルーツやジャムを思い浮かべがち。「プルーンを生で食べる」なんていったら、「え〜っ?あの酸っぱくて味気ない果物を、ナマで?!」と、信じられない人が多いかも知れない。
 しかし、だがしかし!!鮮やかな青紫色や赤紫色の、プルプルと実った山形県のプルーンを、ぜひ生で皮ごと丸かじりしてほしい。かぐわしい香りと、したたる果汁は甘み十分、種が小さい分だけ実の部分がたっぷりの食べごたえ。「えっ、プルーンてこんなに魅力的なフルーツだったんだ!!」と、誰もが見直すはずだ。
 プルーンはプラムの一種で、ヨーロッパすもものことを指す。アジア西部原産だが、ヨーロッパやアメリカに渡って改良され、これが日本に輸入された。山形県では昭和50年代に導入して栽培を試みたが、粒が小さく酸味が強い品種だったことと、技術的に未知の部分も多かったため普及に至らなかった。
 平成に入り、新たな大玉品種が登場し、栽培されはじめた。たわわに実ったプルーンは味も良く、従来のイメージを一新。ジワリジワリと評価を高め、数年前からは共同出荷も始まった。ここにきて、山形県産のプルーンに熱い視線が集まっている。

鉄分、ビタミン類が豊富な「健康果実」のエリート
 冷涼な気候を好むプルーンだが、これまでは山梨県や長野県などが主産地。山形県では内陸の村山地区を中心に、おおむね標高100〜200mの地域で作られるが、産地としては北国のため、本格的な暑さの頃までじっくりと育てられることになる。日照が十分な上、夜間の気温が低いので呼吸作用も抑制され、結果として実が充実し、糖度も上がってくるのだ。
 9月の収穫期、果樹園を訪ねた時はあいにくの小雨模様だった。しかし大玉プルーンが、そこかしこの枝にぶらさがる景観はみごと。ただ雨が続くと実が割れるため、今後雨よけ対策なども検討していくという。
 村山地区では数品種のプルーンが作られており、9月上旬から10月上旬まで、収穫時期の早いものからパープルアイ、スタンレイ、サンプルーン、プレジデントなど。特に、プレジデントは一個が70〜80gにもなる大玉で、LLサイズの卵より大きい。果皮は青紫色で果肉はアメ色、皮ごとかぶりつくと、たっぷり甘くてほろ酸っぱい汁がしたたる。果肉の繊維質もとろけるようで、まったく新しい果実との出合いを感じる。
 プルーンが有名になったのは、栄養価の高い「機能性食品」としてではなかったろうか。実際にプルーンにはビタミン類、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれる。他の果物と比べると、鉄分はグレープフルーツの40倍、ビタミンAはももの4倍、ビタミンB1はリンゴ・バナナの2.5倍、ビタミンB2はオレンジの5.3倍という具合。便秘や高血圧、糖尿病にいいとされ、アメリカでは、「奇跡の果実(ミラクルフルーツ)」とも呼ばれている。この機会にぜひ、プルーンを食生活に採り入れてみてはどうだろう。
 21世紀には、山形県のプルーンが日本を代表する超人気果実に──それは奇跡ではないかも…!

プルーン
●産地
 天童市 寒河江市 村山市
 ほか
●主な品種と収穫時期
収穫時期

【成分表】(可食部100g当り) 【取り寄せ情報】
エネルギー 49kcal 、水分 86.2g、たんぱく質 0.7g、脂質 0.1g、炭水化物 12.6g、灰分 0.4g ●JA全農山形 直販センター
tel.023-655-3688
fax.023-655-3635

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