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米 酒米 糯米 もち
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品目●米
品名●米 |
◎イネ科の一年草/原産地は中国・インドシナ・インドなどの諸説がある。紀元前40世紀頃に栽培が始まり、日本へは紀元前1世紀頃に中国から直接、あるいは朝鮮半島を経て北九州へ伝えられたとされる。イネの特性から日本型米とインド型米、米の特性からうるち米ともち米などに分類できる。 |
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| 8月、穂を出して5〜7日ほどで稲の花が咲く。白く見えるのは顔を出したおしべ。 |
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| 見渡すかぎりの、まさに緑のじゅうたん。稲を渡る風もさわやかな初夏の風景。 |
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| 「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな…」。秋空に、美しく輝く稲穂のすがた。今年もおいしいお米が誕生する。
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| 夕日をいっぱいに浴びて行儀よく立ち並ぶ「稲杭(いなぐい)」。刈り取った稲を自然乾燥。郷愁を呼び覚ます風景だ。 |

山形県は四季の変化が鮮やかで、山間部の冬の豪雪はそのまま山に貯えられ、やがて豊かな湧き水となって水田を潤す。夏は国内での最高気温を記録するほど高温となる。肥沃な土壌に加え、年間・昼夜の温度差が大きく、今では最適な条件を備えた米の適地として、広く知られている。
そして近年、大きな話題を呼んでいるのが、山形県のオリジナル水稲奨励品種「はえぬき」。日本穀物検定協会の食味ランキングで、内陸産が1994年産から2005年産まで、最高の特A評価を連続11年間、庄内産が9年間連続獲得している米だ。
1999年産には全国から142もの銘柄米が出品されたが「特A」に選ばれたのは1割にも満たない11銘柄。その11銘柄の中でも、11年連続「特A」を達成しているのは「はえぬき」ほか新潟魚沼産「コシヒカリ」だけ。その安定性と良食味性には特筆すべきものがある。
この食味ランキングは、専門パネラーが、対象となる白飯の外観・香り・味・粘り・硬さなどを、基準米(滋賀県湖南地区産「日本晴」)と比較する相対法で食味官能試験する。その評価は5段階で、●特A/特に良好 ●A/良好A′/おおむね同等 ●B/やや劣る ●B′/劣る…で表わされる。

「はえぬき」は、当時の山形県立農業試験場庄内支場(現山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)が「庄内29号」と「あきたこまち」を交配。最高の食味、倒伏や病気に負けない安定収量と、絶対的な品質の高さを狙った『ユメのコメ』として、10年の歳月をかけて研究・育成。平成4年秋、兄弟品種の「どまんなか」とともにデビューした。
山形県の稲作は明治10年代から近代化が始まり、昭和初期には反当たり収量が全国平均を大きく上回るようになった。篤農家が多く、県農業試験場の設立もあって、官民一体の取り組みが早くから機能したのがその一因だ。明治26年(1893)、余目町の阿部亀治氏が育成した米の新品種「亀の尾」が発表され、安定多収・良質美味とあって全国に普及する。大正時代には「神力」「愛国」とともに日本三代品種に数えられた。特にうまい米としての評価が高く、その後多くの品種改良の交配母本とされ、今日のうまい米のルーツとなった。「はえぬき」、「どまんなか」、「コシヒカリ」も「亀の尾」がルーツだ。
昭和になってからは、山形県の米作地が複雑な土壌を持つことから、地力依存性の高い稲に対し、土壌管理を特に重要視するようになる。このことが結果として栽培技術の向上につながったのである。

さて、うまい米づくりでは明治以来の実績を誇る山形県が作り上げた「はえぬき」。栽培特性は低温にも高温にも強く、倒伏しにくく、また病気にも強い。特に登熟歩合(米一粒への実の入り方)が安定して高いことが一番の特長だ。種籾を適正な分だけ播き、適正な管理を行えば収量が確保できる。籾数や茎数を抑えると根が深く広く張り、一穂への栄養が充実し、肥料に頼る比重が少なくなる。こうして無理なく、良食味性と安定性を併せ持つコメが収穫できる。
ただし、適地内作付けを守るなど、大きな努力を払っていることも見逃せない。種籾も優良なものを厳選。栽培マニュアルを配布して徹底的な技術力の向上にも努める。歴史と風土と、多分に実直な山形県人の真心が作り上げた米「はえぬき」。最新の評価では、「品種特性・栽培適地・生産体制を見る限り、評価は今後ますます向上する可能性が大きい」と言われている。
これを裏付けるように、認知度も全国区。まさに地元関係者の『ユメ』が現実になりつつある。 |
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| 水と土と太陽の光がしっかりと育む山形県の米。作り手の真心がこもったおいしいお米は日本全国へ。 |
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| ツヤツヤと輝き、ふくいくたる香りを放ち…。炊きたてのおいしいごはんをほおばる至福のとき…。この地に生まれた幸せに感謝したい。 |
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| 明治26年、酒田米穀取引所の付属倉庫として建てられた「山居倉庫」。現在も立派に活躍する。美しく整然とした景観は酒田市のシンボル。 |
「はえぬき」は粘りが強くしっかりした歯ごたえのある米だ。口の中でその旨みがどっしりと感じられ、その後さらりと風味が広がってくる。香りもよく、米が持つ独特の甘みが味覚を刺激する。
山形県で生まれ育ち、大きく飛躍することを願った「はえぬき」。山形の地力が結集したうまい米には、今後さらに期待が寄せられている。
庄内地方の米倉庫の中で、最も代表的なのが酒田市の「山居倉庫」だ。明治26年、酒田米穀取引所の付属倉庫として建てられたものだが、当時から太陽熱を防ぐ二重屋根を持ち、夏の西日や冬の強風から蔵を守るケヤキ並木を配するなど、米を最良の状態で保存する独創的な工夫がなされていた。その巨大な規模も類を見ない。また安定した良質米を大量に送り出したことから信用を高め、大正4年からは、日本銀行の指定倉庫にもなって盛況を極めた。
山居倉庫は今、全農庄内の現役倉庫として活躍している。一部は米の資料館として開放され、その風情ある佇まいと共に、歴史的名所として親しまれている。
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日本人なら一度はやってみなくちゃ!
平田町の田植え・稲刈り体験。
毎日食べるお米を、自分の手で作ったことがありますか?──都会人なら「ハイ」と答えるケースは少ないはず。自然あふれる環境で、おいしい実りを願い、初夏の田植え体験をしてみませんか。また秋には、黄金色の穂首を垂れる稲の収穫体験をしてみませんか!?
酒田市の隣りの平田町では、毎年「田植え・稲刈り体験会」を行って好評だ。内容は5月の田植え、9月20日前後の稲刈りが、それぞれ1日コースと1泊2日コースで、体験できるというもの。
全員に特産品がプレゼントされるのをはじめ、楽しみがいっぱいだ。
●平田町役場
TEL 0234(52)3111 企画課
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