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いちご 品目●野菜
品名●いちご
◎バラ科の多年生草本/ヨーロッパでは古くから採取・利用していたが、14世紀の初期にフランスやベルギーで栽培が始まった。日本では、平安時代に野生種を食用との記録がある。江戸時代末期に、オランダより栽培種が長崎に導入。現在は一般に西の「とよのか」東の「女峰」と言われる。

いちご
サンタもびっくり!
いちごケーキ
ベルルージュは光沢があるため、デコレーション用いちごの需要が高い。庄内では、市場中卸業者からの要望(菓子業界の要望でもある)で、品種の導入に至ったそうだ。
 クリスマスに欠かせないケーキ。そしてケーキの彩りとして欠かせないのが、真紅のいちごだ。全国的にいちごの収穫が途切れる冬の一時期、山形県産のいちごが市場の主役になる。これこそ栽培技術が発達した現代ならではの、サンタもびっくりの真冬のいちごといえよう。
 11月末、庄内砂丘地のハウスでは真っ赤ないちごが実っていた。「クリスマスケーキの装飾用として、中卸業者からの要望で始めた紅ほっぺです」。実が硬めで日持ちが良く、病気にも強い品種なのである。
 ハウス内は温度管理も万全。「今の時期、業務用のものは6〜7割の着色で出荷します。ケーキショップの段階で10割になるように」。赤い1粒を摘んでみる。表面の光沢はまさにデコレーション向きで、口に入れてみると、いままでのいちごにはない特有の香りが広がる。甘さも十分だ。
 山形県庄内総合支庁農業技術普及課産地研究室では、地元に合ったいちごの栽培方法の研究や、オリジナル品種の開発を進め、生産拡大を目指している。最近デビューした「おとめ心」は何々の評判になっている。甘味と酸味のバランスが良いのはもちろんのこと、何よりも高温期の日持ちが良いすぐれ物だ。永く県内の生産者が心待ちにしたオリジナル品種として期待が高まっている。

いちご
庄内では戦前から、砂丘地の農業としていちご栽培が行われていた。
 
花から花へと飛び回る蜜蜂。受粉は自然に近い形で彼らが行う。
雪中いちご狩り
 一方、村山地方でも古くからいちご栽培が行われている。こちらでは昭和40年代半ば頃から、いちごの水耕栽培を導入。さらに近年では「雪中いちご狩り」と銘打った、真冬のいちご摘み取り体験農園が登場して人気を集めている。大型のハウスで水やりはもちろん、日照や温度もすべてコンピュータ管理。「100%観光用なので、なるべく快適な施設づくりを」とのこと。女峰、とちおとめ、雷峰といった品種が、真冬でも真っ赤な実をつけて訪れる人々を楽しませている。
 さて、いちごの赤い部分は、果実のようだが、そうではないことをご存じだろうか。本当は、外側についている種のようなつぶつぶが果実(そう果)。赤い部分は「花たく」といって、果実を保護するベッドの役割をするものなのだ。また、いちごに含まれるビタミンCは、野菜の中でもトップレベル。5〜6粒食べれば、1日に必要なビタミンCが摂取できる。
 白い雪の季節に、真っ赤ないちごに出合える幸せ。まるでサンタの贈り物をもらったように、心がうきうきはずんでくる。

ショートショート
雪の中で、なんといちご狩り!
次々にユニークなプランを出して人気を博している寒河江市の観光農業。その中に、なんと「雪中いちご狩り」が登場した。11月下旬頃から2月下旬までの間、降り積もる雪を尻目に初夏の陽気のハウスの中、半袖姿でいちご狩りが楽しめるというもの!真っ赤に色付いたいちごは大きくておいしそう。ついつい1つ…また1つと手が伸びる。季節感のギャップが気分を盛り上げ、子供はもちろん大人も夢中になってしまう。寒い冬のホットな場所として、これはもう要チェック! ●JAさがえ西村山周年観光農業案内所 TEL 0237(86)1811




●産地
 酒田市 山形市 寒河江市
 河北町 ほか
●主な品種と収穫時期
収穫時期

【成分表】
【取り寄せ情報】

エネルギー 34kcal、水分 90.0g、たんぱく質 0.9g、脂質 0.1g、炭水化物 8.5g、灰分 0.5g

●JA全農山形 直販センター
tel.023-655-3688
fax.023-655-3635
●JA全農庄内 園芸販売課
tel.0234-26-5251
fax.0234-23-7731

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