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メロン スイカ トマト 小なす
丸なす 枝豆
きゅうり ニラ 長ねぎ 食用ぎく いちご
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品目●野菜
品名●丸なす |
◎日本各地で独特の品種が育成され、九州地方の大長ナス・京都の賀茂・新潟の巾着、そして山形の出羽小ナス・民田など在来のものが多数ある。なすの紫色はナスニンという色素で、金属と結合すると安定する。漬け物にする場合に古釘を入れるのは、そのため。 |
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| 芭蕉は元禄2年の旧6月(現在で7月)に、鶴岡で民田なすを食べたらしい。 |
コロンと丸く、ピカピカ光って、ほとんど一口で食べられそうな丸なす。山形県では庄内地方の「民田なす」、置賜地方の「薄皮丸なす」というローカル名で古くから親しまれてきた。主に漬け物用に生産され、全国にも出荷されている。
鶴岡市民田地区では、昔はどの家の庭にも民田なすがあったというが、現在は約30戸が作っている。いい伝えによると、由来は300年以上も前にさかのばる。近くの八幡神社の社殿を造る際、京都から下ってきた宮大工が、京の一口なすの種をたずさえてきた。これをこの辺りにまいたのがはじまりという。
また松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の途中、鶴岡の長山重行宅で詠んだ「めずらしや山をいで羽の初茄子」の句は、民田なすを詠んだものとも伝えられる。なかなかに優雅な話題を秘めたふるさとの一品だ。
収穫は7〜10月だが、暑い8月上旬から旧盆までが最盛期。畑に入ると、薄紫色の花が可憐に咲き乱れ、あるある…。あっちこっちの葉のかげに、小さい実が下向きにぶら下がっている。茎丈も葉も、そして花も思いのほか大きいのに、実だけが小じんまり。その実も半分ぐらいをガクが包み込み、境目に黄色いギザギザ模様をつくって、なんともキュートな容姿だ。収穫時のサイズは1個約10〜14g。しかし小さいからといって未熟なうちに早もぎしているのではなく、これで十分に成長した形だ。放っておけばもっと育つが、味も香りも飛んでしまうという。 |

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| 1本のなすから約200〜300個収穫できる。重さにして3kg前後。毎日、出荷直前に収穫する。 |
「毎日収穫しないとね、1日で規格外のサイズになってしまう」と生産者。鮮度が落ちるのが早いことから、なるべく出荷直前にもぎ取るようにする。有機質をたっぷり与えた土づくりだが、追肥は1週間から10日ごと、また雨が降らない時期は1日おきに水やりも行う。風で実がキズつくことも多いので、場所によっては囲いなどの対策も欠かせない。「手抜きしないで育てれば、なすは味でこたえてくれるんですよ」。
次の年の種を確保するのも大事な仕事だ。形のいい実を種子用に厳選して育て、自家採種する。なすは結実性が高いだけに、品種が交雑しやすく、変わり身の早い気ままな植物ともいわれる。家々に伝わる血統を守るために、丸なす畑の周辺には他のなす類を一切植えないという気の遣いようだ。
もぎたての丸なすを塩で一夜漬けにしたものは、旬の最高のごちそう。氷水に浮かべ、きりっと冷やして供する。皮はパリッと適度な固さ、浅く漬いた黄色い果肉はしまって水っぽくなく、プリプリッと歯切れがいい。ふっと、さわやかな香りがよぎっていく。
「朝ご飯は、なす漬けがあればほかに何にもいらないね」…。自然に発せられた生産者の言葉は、どんな美辞麗句よりも、そのおいしさを物語っていよう。 |
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| ●主な品種と収穫時期 |
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| 【取り寄せ情報】
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●JA全農山形 直販センター tel.023-655-3688 fax.023-655-3635
●JA全農庄内 園芸販売課 tel.0234-26-5251 fax.0234-23-7731 |
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