山形市、南陽市などで栽培されています。他県でも作られていますが、南陽市がおかひじき栽培の発祥の地とされています。
2012年3月26日掲載
もともとは、庄内海岸などの砂地に自生していたものが最上川の舟運により内陸に伝わったと言われています。見た目がひじきににていることから、「おかひじき」と呼ばれるようになったと言われています。
山形県内では、古くは江戸時代から栽培が行われており、昭和50年代に入ってから首都圏市場への出荷がはじまりました。
露地栽培とハウス栽培の組み合わせで、ほぼ、1年中出荷されます。3月下旬より出荷が本格化し、露地ものの旬は6月以降の夏場です。
おかひじきはとても栄養豊富で、カルシウム、カリウム、ビタミンA、鉄、マグネシウムなどのミネラル分や、カロチン、ビタミンCといった栄養も豊富に含まれています。
山形県内のスーパーなど量販店や各産直施設などで販売されています。販売状況などについては、お近くの店舗等にご確認ください。
また、県外の販売については、4月の中旬以降であれば、山形県アンテナショップ『おいしい山形プラザ(東京都中央区銀座一丁目5-10 TEL.03-5250-1750)』でも、入荷・販売している場合があります。
品種により収穫時期に差があります。具体的な販売状況については、お近くの店舗等にご確認ください。
なんといっても辛し和えがおすすめです。
2人前のレシピです。
- (1)おかひじき(50g)の根元役1センチ位の硬い部分を切り取ります。熱湯で2分ほど湯がいてから、水にさらしたあと、よく水をきります。ペーパータオルなどを使うと良いでしょう。
- (2)小さじ1杯の醤油と和からしをお好みで混ぜておきます。
- (3)おかひじきと(2)をからめ、器に盛って出来上がりです。
おかひじき自体にはクセが無いので、いろいろな調味料とよく合います。
お子様向けには
(1)とマヨネーズ醤油を和えて。
あっさりめがお好きな方には、(1)と千切りした大根とポン酢で、サラダ風にしてもよし。
実はお豆腐とお味噌汁の具にしてもバッチリです。
皆さん、たくさんおかひじきを、お召し上がりください。