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野菜|季ごと、旬ごとに土の温もりをのせて。

収穫時期:11月〜6月

いちご|風土に合う新品種に期待される「いちご」栽培。

いちご|庄内砂丘で誕生した「おとめ心」が市場で評判に

キラキラと光沢のある赤い輝き!たっぷりと甘いだけでなく、酸味もちょうど良い。粒の揃いや棚持ちもいい有望株だ!(おとめ心)

キラキラと光沢のある赤い輝き!たっぷりと甘いだけでなく、酸味もちょうど良い。粒の揃いや棚持ちもいい有望株だ!(おとめ心)

★主な産地★

山形市・酒田市・寒河江市・ほか

★主な品種と収穫時期★

いちご収穫時期

庄内砂丘で誕生した「おとめ心」が市場で評判に

 三角錐のキュートな形、甘く爽やかな香り…昔も今も変わらぬ人気を誇る真っ赤な果実、いちご。
 日本三大砂丘の一つ、山形県の庄内砂丘では、戦前からいちごの露地栽培が行われてきた。そして昭和40年代からはハウス栽培に移行し、作付面積も一時は大きく増加して隆盛した。
 しかし、いちごは需要が大きいかわりに産地間競争が激しく、新品種の登場などに大きく左右されてしまう。地元では庄内の気候風土に適した新しい品種が待たれていたが、平成16年、やっと長い間の夢がかなった。山形県の試験場が14年をかけて育成したオリジナルの新品種「おとめ心」が市場で高い評価を獲得 したのだ。
 試験場は昭和63年、新品種開発に着手し、10年の歳月をかけて味の良い「砂丘S2号」を生む。そこからさらに3年の月日をかけ「糖度が高く酸味もある」、「光沢があり外観が良い」、「果実が硬い」、「うどんこ病に強い」という、すべてに満足の行く「砂丘S3号」を誕生させた。これが後に「おとめ心」 と命名されたのである。
 「こういう品種を待っていました!」と生産者。定植は9月中旬から10月だ。開花したらミツバチを使って交配し、結実後は温度管理を徹底してじっくり育てる。そして翌3月下旬から6月までが収穫期だ。
 産地では平成15年に作付けし、翌年に本格デビューしたが、市場評価は、「香りが良く、甘みもたっぷり。しかも酸味もあって、甘みとのバランスが絶妙」と絶賛されている。生食ばかりでなく、アイスやケーキへの加工需要も見込まれるとあって、このニューフェイスへの期待は一気に高まっている。

真冬に真っ赤な果実を摘み取る「いちご狩り」も

 一方、村山地方でも古くからいちご栽培が行われてきた。こちらでは昭和40年代半ば頃から、いちごの養液栽培を導入し、「雪中いちご狩り」と銘打った、真冬のいちご摘み取り体験農園が人気を集めている。大型のハウスで水やりはもちろん、日照や温度もすべてコンピュータ管理。「100%観光用なので、なるべく快適な施設づくりを」とのこと。とちおとめが、真冬でも真っ赤な実をつけて訪れる人々を楽しませている。
 さて、いちごの赤い部分は、果実のようだが、そうではないことをご存じだろうか。本当は、外側についている種のようなつぶつぶの部分が果実(そう果)。赤い部分は「花たく」といって、果実を保護するベッドの役割をするものなのだ。
 また、いちごに含まれるビタミンCは、野菜の中でもトップレベルにあり、5〜6粒食べれば、1日に必要なビタミンCが摂取できるという。美容と健康にもいいとなれば、おいしいいちごは、もっともっと「常食」していいはずだ。

青々と健康的な葉が茂る高設の栽培棚。ミツバチによる交配を行い、確かな結実を行っている。

青々と健康的な葉が茂る高設の栽培棚。ミツバチによる交配を行い、確かな結実を行っている。

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