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山形のうまいもの

すいか|収穫時期:7月〜8月

生産量は全国第三位
甘くておいしい「すいか」

すいか

日本の夏の風物詩
生産技術も独特

 蝉しぐれを聞きながら、縁側ですいかをほおばり、種をびゅっ、びゅっと庭先に飛ばす。これぞ「日本の夏!」の原風景だ。そして「すいか〜、すいか〜」と響くすいか売りの声も、夏の風物詩となっている。
 すいかの原産地はアフリカ南部のカラハリ砂漠、日本には安土桃山時代に渡来したと言われる。明治時代に欧米から多数の品種が入り普及した。
 「尾花沢すいか」とは、尾花沢市周辺でとれるすいかの総称。昭和初期から作付けしているというから、歴史的にも重みがある。夏も盛りの8月、広大なすいか畑一面をおおう葉っぱの隙間を覗いて見ると、こっちにゴロン、そっちにゴロンと、まるまると肥えたヘビー級たちが収穫を待っている。「『祭ばやし』、『富士光』という品種が尾花沢市ではメイン。8〜8.5sぐらいまで大きくなりますよ」と生産者。
 近年は、「ひとりじめ」や「姫甘泉」といった小玉の新品種も栽培されている。
 さて、すいか栽培を普及する中で一番障害になったのが根をダメにする「つる割病」だった。その解決法として考え出されたのが、この病気に強い夕顔を台木にして、すいかを接ぎ木して栽培する方法。夕顔といえば、かんぴょうの原料で知られ、もともとすいかとは同じ仲間。人気者のすいかにとって、夕顔は救世主、大の恩人といえる。

尾花沢産は、厳しい
選果基準で糖度たっぷり

 「今日一日だけでも、選果場では4万個以上をさばいています」。共同出荷にあたり、JAでは規定の糖度に達していないものは尾花沢すいかとしては販売しないという厳しい選果基準をもうけている。この徹底した品質管理のやり方が、夏すいか日本一の尾花沢すいかの名声を支えてきた。
 ツヤがあって丸々としたすいかは、叩くと澄んだ音がし、振動が全体に伝わる。空洞がなくみっしりと実が入った証拠だ。包丁を入れると、真っ赤に熟れた果肉が目にも鮮やか。かぶりつけば口の端から汁があふれんばかりで、これがとてつもなくジューシー、そして特有のシャリ、シャリ感もほどよい。種は黒いほど味がいいと聞いたが、なるほど真っ黒だ。昼夜の温度差が大きい気候は甘くおいしいすいかには必要不可欠な環境。また、全国有数のすいか産地としてのプライドは、「高品質なすいか作りを」という高い意識を生み出している。技術面でも時代ごとに進展を見せ、自然条件をうまく活用した早出し・遅出し栽培も行っている。
 すいかは約9割が水分。すいかに塩をかけて食べる食べ方は、熱い季節、汗で失われた水分と塩分を同時に補充するという昔の人の知恵だったのかも…。

富士光

力士のような名前の「富士光」。8〜8.5kgになる。甘くて瑞々しくて、果肉のシャリッ気(歯ざわり)も良い。当地は昭和初期からのすいか栽培…という歴史があり、品質には絶対の自信を持つ。

すいか

「おいしい!と言われることが一番の励み」と語る生産者。伝統におごることなく、毎年の努力を怠らない。

DATA

主な産地

尾花沢市・村山市・大石田町・長井市・大江町・遊佐町・ほか

主な品種と収穫時期

主な品種と収穫時期

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