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ペロリンの山形旬情報

メロン

2023年6月26日掲載

今日の旬な農林水産物

「メロン」

山形県のメロンの生産量は全国4位(令和3年度)で、主に日本海側の庄内地域で盛んに栽培され、甘くて高品質な「庄内砂丘メロン」が作られています。


庄内砂丘が育んだ歴史あるメロン産地

スルメイカ

庄内地域のメロンは、強い風から飛砂を守る防砂林に囲まれた砂丘地で、大正7年から栽培が始まりました。

産地が拡大したのは、昭和42年頃。当時の人気品種、プリンスメロンの生産が始まると、全国的にその品質が評価され、生産量が急増しました。品質が評価された裏には古くから培われてきた生産者の技術とともに、庄内砂丘の気候・土質も大きくかかわっています。

水分が多いと、メロンが吸収して糖度が上がりにくくなるため、水はけの良い砂丘地はメロンには適しています。また、産地一帯には良質な地下水があること、日中は日差しが強く夜は涼しいことなど、メロンを栽培する好条件が備わっています。


おいしいメロンの選び方

メロン

一般的にメロンの見た目は、球の歪みの少なさとネットの形状によって評価されます。ネットは、果実が肥大する際に形成されるため、緻密でバランスが良く、果面全体が白く仕上がったものが管理の行き届いた良品とされています。


おいしいメロンの食べ方

メロンの保存には、常温がいいと言われています。一度冷やしてしまうと、追熟が止まってしまい、完熟しなくなるからです。常温で保存して程よく追熟させ、食べる1日前に、冷蔵庫で冷やしてください。常温で保存していると、お尻の部分が柔らかくなってきますので、食べごろ判定の目安にしてください。また、メロンは、お尻側の方が糖度が高く、つる側の方がややあっさりした味になっています。切ったメロンの皮をよく見て、つるのついていた方から食べ始めると最後までおいしく食べられます。

メロン

おいしい「メロン」ができるまで

「メロン」の生産から出荷まで動画をYouTube「おいしい山形Channel」で紹介しています。生産者の「メロン」作りをぜひ動画でご覧ださい。
メロン -Fruit of Yamagata- - YouTube


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